オープンソース(無償で公開されたプログラム)のWordPressは、2022年にバージョン6.0にアップグレードされた。バージョン5.9で実装されたFSE(Full Site Editingフルサイト編集機能)が、かなり強烈な印象だった、6.0ではブロックエディタやFSEに関するものがより柔軟になったという印象だった。
FSE(フルサイト編集)って何?
という疑問をお持ちの方に簡単に説明すると・・・・いままでは、WordPressのようなCMSシステムは、サイト全体が統一感のあるように ヘッダー(ホームページの上部)やフッター(ホームページの下部)といったところを一か所で管理する場所がありますが、個別のページや投稿ページは、ある程度統一感のあるレイアウトはあるものの個々のページで設定しなくてはならない場合が多かった。また、トップページで画面いっぱいの画像やスライドといった詳細設定も必要だった。
それが、FSE(フルサイト編集)はそれぞれ「トップページ」「投稿ページ」「個別ぺージ」「問合せぺージ」などをテンプレート化し一覧で選び個々のページに飛ばなくとも設定が出来るという優れものだ。
細かいところでは、フォントなどは、デフォルトのまま使うか、細かい設定するか、ELEMENTOR(WordPressで使うアプリ)のような編集アプリで変えるかといった煩雑さがあったが、今回のFSE(フルサイト編集)では、簡単にフォント追加や設定が出来てしまうのだ。もちろん、サイズ・色なども統一感が出るように事前設定できる。
基本的な作業は、テンプレートとテンプレートパーツで基礎部分を作成。ブロックパターンを使って、ページのレイアウトを作成に加えてカスタムブロックを作成することも可能。はこれらをうまく設定し、ノーコード(特殊な言語を使うこと無し)でサイト制作が可能だ。
ただ、今現在、このFSE(フルサイト編集)に対応したテーマが少ないが、徐々に多くなって来るだろう。
今回、私たちが使用しているものは、FSEに対応したテーマだ、基本構成はそのままにし、出来る限りオリジナリティを出せるようにカスタマイズした。それでもいままでのホームページを作ることを考えるとかなり時間短縮になるのではないかと思う。
ただ、習得するには、多少時間が必要だ。